9.人間は生まれ変わる・・・浜田マキ子氏、猪木夫妻との縁
声で聞く→先生のお話7
それからこの二ページ、二枚目はこれですね。これを簡単に説明しますと、こ
れは・・・、これもですね・・・、これは人間が一回きりじゃないということを示すた めにこれがあります。皆さんもご存じのこの、ねえ、一昨々年に、から有名にな ったこの女の人ですね。このかたが自分のうちで、自分の家、古い本がたくさん あるんで、その古い本の整理をしてた。ページがパッとめくれた時に、ちょうど政 木のことが書いてあった。さあ、それを読みだしたら、もう整理なんかほったら かしてそれを読んだ。ほいで、電話が掛かってきまして、「一度会って欲しい」と いうて掛かった。
ちょうどあくる日、東京へ行く予定があった。東京でお会いした。そしたら、会う
た瞬間に、「あなたに会うことを二十何年か前からずーっと待っておったんです」 と言う。そういうことで、その時私が発行しておりました、この“精神エネルギー” という本ですね。 この精神エネルギーの本をですね、マキ子さんにあげたわ け。浜田マキ子さん。そうしたらあくる日電話が掛かってきまして、「七十七ペー ジに私の家のことが書いてある」「足が震う程びっくりしました」。
私、実は強情偏屈。昭和十八年にね、総理大臣に文句を言うて行く。今から
三百五十年前も同じことをやっておりまして、建白書というものを政府に提出し て、そして、そのね、あとは松平のお殿様の家に一生預ける身になったわけで すね。そのことが書いてあります。七十七ページに。そして、その松平のお殿様 は、私と仲良くなったために、松平という性は嫌になったというて、藤井姓に変 えたと書いてある。浜田マキ子さんの実家、松平から藤井になった家。「これ私 の実家なんです」と言う。私は三百八十年前マキコさんの家でお世話になって たわけですよ。
そして、そのページ、1ページ次めくると、私ら夫婦の碑があるんです。その写
真があります。ここでだってですね、この私ら夫婦の石碑だってそう。私が岡山 へ行きまして、そういう不思議なことが分かりだした。そしたら私のところへ十一 番目の息子が、三百八十年前のですよ、息子がやってきたんです。私が、「あ なたは私の三百八十年前の息子です」と言うた。その息子が自分のお父さん お母さんの所へそのことを手紙で報せたわけですね。そうして報すと・・・、お父 さんお母さんが自分の家の付近をぶらぶら散歩してたらですね、私ら夫婦の石 碑の写真。これなんですけどね。八十九ページ。私ら夫婦の石碑の写真がある んです。
この夫婦の石碑の写真の、「このお隣にマキコさんの家あるんです」と言うて
びっくりしたわけ。それから、その、ちょうどこの写真を送ってきてくれた日にアン トニオ猪木がやって来たわけですね。その話をした。そしたら猪木、これを見る なり、「この石碑のすぐ横に私の家があるんです」と言うて。それもびっくりした わけ。だからアントニオ猪木、私の所へ月に一回来ますけど、そういう縁によっ て来る。
浜田マキ子さんもそのときですね、「あなた、立候補しなさい」「今度あなたの
ご主人は絶対に衆議院ね、もう落ちますからそのために・・」「マキコさんが立候 補することによってご主人はかならず通りますよ。だから夫のために立候補しな さい。自分は通る必要はないんですよ」と。それでマキコさんは立候補したとい う。それは、ご主人は知らんもんやから、こう、ガーッと、まあ問題があったわけ なんですけど。そのとおりで、マキコさんは通らなかった。ご主人はそのために 通ったわけですね。
その時に、「マキコさんは・・・、あなたは第一回目は通らんでいい、そし今度
の選挙、第二回目は必ず通る。あなたは新党作りなさい。そして、その第三回 目と、そいでもう後一回の選挙であなたは第一党になるから、あなたは日本で はじめての女の総理大臣になることになってるから、そのつもりでやんなさい」 と言うた。マキコさん、そのつもりでやるために、「自分がずっと日本におっては 日本のことが分からないから、まず アメリカへ行って、ほいで日本のことを勉 強する」「方々へ行って日本のことを勉強する」と言うてアメリカへ行きました ね。
ほいで、ちょうどアメリカへ行って一ヵ年過ぎたときですね。去年の八月の終
わり。「もう一年アメリカに居たい」と言うて電話が掛かりました。「では、あなた は六ヵ月間アメリカにおりなさい。そして六ヵ月後にフランスへ行きなさい。向こ うへ行くことによってね、あなたと同じ女の、今フランスはね、総理やから、あな たが行けば仲良くできますよ」「もしもあの人と仲良くすることによって、日本の ためにとってもいい事が起こるから」と言うて電話した。マキコさん、でも、フラン スに行くにしても、何にもフランスには、全然知り合いも何にもないというから、 「あー、困りましたねー」と言うてた。
そうしたら、一週間しますと電話が掛かりまして、「フランスから招聘状が来ま
した。これでフランスへ行けます」。あと一週間か二週間しますと・・・、今日本へ 戻ってきましたので、この月の二十何日かに向こうへ行くことになっております。 ほいで、フランスで、フランスの今の女の総理大臣と仲良くなって、ほいで日本 へ帰ってきます。ほいでこの人は、これから世界中いろんな所へ行ってきます。 だから、この人は総理になりますと・・・、今の、現在の日本の政治家というのは もう、なってませんからね、これがなりますと、円満なすばらしい日本の政治が できると思います。
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