29.無償の発明・・・・パラメモリーのこと
私はなんにも売り歩かない。人が寄ってくる。来た人がみんな欲しいというて、
みんな持っていってしまうから、どんどん〃〃売れて・・・。一月の七日から品物 があったと思います。それから昨日までで・・・。なんにも売らない、お客さん勝 手に来て持っていくだけで一千二百個も売れてるわけですね。本当に良い品物 ってのはこうしてね、なんにもしなくても勝手に売れてしまうわけなんです。
かっても普通は起きないことが瞬間にこう、できてしまうわけですね。こういう実
験によってですね、あの機械によって脳波が瞬間に変化することが分かりま す。
だから、私の機械を使いながら本を読みます。一生懸命やったってダメなんで
すよ。欲望があるからダメなんです。一生懸命しないんです。ただこのパラメモ リーを掛けて本を読む。覚えようという欲望を全部放ってしまう。全然、思わな い。全然、覚えようなんか思わない。ただ、読む。読めば勝手に頭へ本がスカッ と収まってしまいます。
ようするに、先程もいっぺん言いましたようにですね、本を読むと右脳へ信号
が入る。そういうときはすぐ忘れる。それを三回、五回読むと左脳へ移るけど も、これを掛けて、もう、何にも思わずにただ本を読むだけ。欲望を全部放って 読むだけ。そうしますと、右脳へ来た信号が左脳へ全部移るわけ。そしたら勝 手に覚えてしまうわけですよ。
この間私が講演しておりましたらね、ある人が出てきましてね、「私、そのパラ
メモリーを買うたんです。ほいで、昨日、実はそれを掛けながら二百五十ページ の本を読んだ。本を読み出したらもう、他へ神経いかないからずーっと勝手に本 が読めてしまって、一時間余りで二百五十ページの本を読んでしまった。ところ がですね、後から気が付いたら本の内容全部頭に残っております」と言うてまし たわね。そういうこと。
それからまた別の人はですね、「今まで七十番だった。うちの子供。ちょうど試
験の始まる一週間半ほど前にこの機械が手に入ったから、これで勉強した。ほ いで試験受けたら七十番から七番に上がりました」言うてね。
それからまた別の人の報告はですね、ちょうど自分とこの家でそれを使ってる
子供がおったんで・・・、ほいで六十一歳の人。誰か・・・、お婆さんか誰か知り ません。言って。「私にもちょっと使わしてー」と言うてね。そしてそれを使って た。「今までもう、目が悪くて新聞なんか全然読めなかったのに、五分掛けてふ っと見たら新聞が鮮明に見えます」言うて。ほいで私に直接電話が掛かりまし て、「今、こんなことが起こりました」言うてね。「今まで新聞なんか全然見えな かったのに、五分だけ使っただけで新聞がスカーッと見えるようになりました。 ありがとうございました」言うて電話が掛かった。
結局、脳波が下がるとそれが起こるわけです。そういうことがこれで現われて
る。このパラメモリーというのは、まだこれ以外にいろんな事が起こる。ところが これを掛けるとき、使うとき、欲望があってはダメなんです。欲望があったら力が 半分、十分の一になります。欲望じゃない。ただ、これを掛けて何にも思もわん と本を読むだけ。勝手に頭へ収まる。それを一生懸命したらダメなんです。
向こうの世界から、『この世の中で、一生懸命ほどやる馬鹿なことはない』と言
います。一生懸命というのは目先の欲望ばっかりで何の役にも立たないわけ。 一生懸命じゃない。向こうの方に大きな欲望を持って、自分のすることは自分の 堅実な一歩一歩を進めるだけ。勝手に目標に行くわけ。一生懸命というのは、 ただ向こうの方の欲望だけを大きく見つめて、足元が宙ぶらりんになってる。そ んなものは全然意味がないわけですね。これを使ってもそうです。欲望を放って 使う。勝手に最高のことが起こるんです。だから、それが一番重大なことなんで すね。
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